野宿ギア

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キャンプ料理

キッチンバーベキュー


前回キャンプに行ったのはいつのことだろうか…。
ぜんぜん野外で遊んでないじゃん、おれ。
ということで、元気に出かけるという行動派なら話は早いが、そうでもないので、今回は自宅のキッチンでバーベキューとすることにした。

キッチンバーベキューの開催場所は、ガスコンロの上。
換気扇があるし、コンロの上なら多少の熱には耐えられるし。
重要なのはBBQコンロが安定していることなので、そんなときはSOTOのデュアルグリルが大活躍する。
背が低くて安定感があるし、灰が外にこぼれることもない。居間のテーブルでBBQしてもいいけど、煙で居間が燻されるからそれはちょっと困るからキッチンバーベキュー。
デュアルグリルの周りを100円ショップで買ってきたコの字型のアルミの壁で囲うと壁や周りにおいてあるものに被害が及ばないのでおすすめ。
デュアルグリルの中に前回使った消し炭が残っていたので、そこに少し新しい炭を足して、玄関先でバーナーで着火した。
さすがにキッチンで着火をすると怒られそうなので、それだけは外で。
消し炭にすぐに火がまわるので便利。フタをして消化できるデュアルグリルを愛用するのはそういう理由もある。

まず、牛ハツから。
塩を振り、焼く。
BBQで肉を焼くポイントは、網が熱くなってから肉を乗せることと、肉の返しは1回ということだと固く信じている。
このへんからキッチンでホッピーを飲みながら焼くという、キッチンドリンカーバーベキューになっていた。

お次は、タマネギ。
バーベキューで唯一許せる野菜がタマネギで、あとは許したとしてもナスだな。
炭で焼いたタマネギの味は、炭で焼いたタマネギを食べたことのある人間しか分からないレベルでうまい。
フライパンで焼こうが魚焼きグリルで焼こうがこの旨さは出せないと思う。
たっぷりの焼肉のタレに浸して食べるのが好みだ。

いよいよクライマックスが近づいてきた。
カルビ。あんまりカルビっぽく見えないけどカルビ。
ここまで飲みながら食べながらダラダラ焼いているので炭の火力が落ちてきたので網を一段低くしてパワーアップ。
デュアルグリルは網の高さが3段階に変えられるのも便利。

何度も書くが、肉の返しは1回。
肉の表面にじわーっと肉汁が浮いてきたら、それが返しの合図だ。
何杯目かのホッピーか、すでに分からないが、カルビを奥歯で噛み締めつつホッピーで流しつつ。

せっかく炭火があるのでマシュマロ焼き。
こんなときでもないとなかなか焼く機会がないからすかさず焼く。
メガマシュマロを中までトロけさせるためにじっくりじっくり落ち着いて焼く。

マシュマロを食べておきながら、昼間に作っておいたアップルパイにアイスクリームを添えて〆る。
肉はスーパーで1,000円くらい。
炭なんかは家にあったもので、今回使った分としてはおそらく100円分くらい。
それでこんなに満足できる夕食を楽しめてしまうのだからキッチンバーベキュー、おすすめ。

肉塊!

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