思うところがあって、近所の公園に避難訓練に行ってきた。
といっても自分一人で勝手に避難訓練と称しているだけだ。
インテグラルデザイン シルシェルター(Integral Designs Sil Shelter)。
だいぶ前にオークションで入手したが今回が初張り。
カタログスペックでは重量470gで定員2名。
使用したペグは12本。
風雨を防ぐには入り口をクロスして張る必要があるのでその場合はペグが1本増えて13本となる。
右後方から。
尻尾あたりが低く有効面積がもったいないのでもう1本低めの支柱で屋根を突きあげたいところ。
こう見るとけっこうキレイなラインだと思う。
横から見ると地面との隙間がけっこうある。
風を防ぎたい or 寒い場合はもっと低く張ったほうがいいだろう。
ちなみに仕舞寸法はこんな感じ。
右はナルゲンの1リットルボトルで、それより若干小さい。
とまあ、屋根を張ったところで避難訓練は次の段階へ。
衣食住のうち、住が解決されて衣は問題ないので、食にとりかかる。
DUGのHEAT-I(ヒート1)。
中身は、
・フォールドカップ / コフラン
・レイヨンパイルクロス / クイジーヌハビッツ
・フォールディングスポーク / プリムス
・sanpo CF stove / Sanpos’ Fun Lite Gear
で、まだ多少の余裕はあるが手持ちのアルコールのボトルは入らない。
ちなみに、レイヨンパイルクロスは水を含ませてこすれば脂汚れが落とせるという便利な布。
実際、インスタントラーメンをつくった鍋をこれでこすったらキレイになった。すばらしい。
サンポストーブと風防をセット。
風防は黒風防。
これはテレビスタジオなどで使う照明用のアルミホイルで厚さ0.05mm(50マイクロメートル)。
ちなみにキャプテンスタッグの厚口アルミホイルは厚さ60マイクロメートルなので、入手のしやすさと厚みからいってキャプテンスタッグのほうがいい気がする。
(黒風防は30cm×20mなどの単位でしか売っているのをみたことなくて、それで数千円もするのだ…)
高さはサンポストーブにHEAT-Iを乗せて取っ手の直下までの15cm。
ときおり強めの風が吹き、風向きも一定ではない環境。
それでも立派に沸騰までもっていってくれた。
フォールドカップにインスタントコーヒー。
プリムスのフォールディングスポークは軽量(10.5g)でコンパクト。だけど、折りたたみ部がそのうち割れそうでこわい。
コーヒーを飲みながらごろごろする。
風は冷たいが常に吹いているわけではなく、太陽はあたたかい。
具合のいいゴロ寝タイム。
そうしてると腹も空いてくるのでラーメンにとりかかる。
ここで湯沸しタイムの計測を思いつき(というか思い出し)、はかってみた。
400ccの水を沸かすのにかかった時間は4分30秒。
屋外でこのタイムは優秀だと思う。
サンポストーブ、HEAT-I、風防がそれぞれいい働きをしたんだろう。
(以前屋内で測った時よりも相当早い気がするが、なにか間違えているのか?)
冬の屋外であったかいものを食べるのは幸せだ。
スープまで飲み干して完食。
こんな感じで避難訓練を終了した。
とりあえずシルシェルターの張り方が飲み込めて、アルコールストーブでの湯沸しも問題なし、ということで。
夜中の耐寒訓練なんかもやりたいが、公園で寝泊まりはさすがにまずいのでそれは別の場所でやることにする。
肉塊!
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